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全米プロ・バスケットボール協会(NBA)は15日、日本で「もっとも売れたジャージー」と「もっともチームグッズが売れているチーム」のランキングを発表。日本でもっとも売れたジャージーは渡邊雄太のものとなり、また渡邊が所属するブルックリン・ネッツがチームグッズ売上で首位*となった。
■日本で衰えぬステフィン・カリーの人気
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選手別ジャージー売上TOP10 (C) NBA
渡邊は、ジャージー売上ランキングにおいて、2020-21 シーズン以来で初の首位。ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、3年連続でジャージー売上ランキング2位にランクイン。 昨年行われたNBA Japan Games開催時も、最初にソールドアウトとなったのは、カリーのジャージー。日本でも根強い人気を見せた。
3位の八村塁も4年連続のランクイン。ロサンゼルス・レイカーズ移籍により、またさらに売上を伸ばすことが予想され、シーズン終了時には、どこまで渡邊を追い詰めるかも注目だ。そのほか、4位にはボストン・セルティクスのジェイソン・テイタムが初のランクイン。
NBA通算最多得点記録を更新したレイカーズのレブロン・ジェームズもキングの貫禄で6位。日本では一般的に話題にならないが、メンフィス・グリズリーズのジャ・ラモントが8位というあたり、日本もなかなかNBA通が多いようだ。
チームとしては、レイカーズ、セルティクスという名門の人気も根強いが、カリー人気、日本人プレーヤーの活躍により、ランキングが形成されている。
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NBAジャージー売上、チームTOP5 (C) NBA
◆第72回オールスター2023特集 軍配が挙がるのはジェームズ組かアデトクンボ組か ダンク・コンテストの日程は…
■17日からNBAオールスター2023
NBAでは17日から19日(日本時間18日から20日)にかけて、「NBAオールスター2023」が開催される。日本では、楽天のプレミアムサービス『NBA Rakuten』を通じ、試合を視聴することが可能。「ジョーダン・ライジングスター」(同18日11時)、「ステートファーム・オールスター・サタデーナイト」(同19日10時)、「第72回NBAオールスターゲーム」(同20日10時)が視聴可能。
*NBA 日本公式オンラインストア『NBAStore.jp』の 2022-23 年レギュラーシーズン前半の売上の集計結果。23年1月ロサンゼルス・レイカーズ入団前の八村のワシントンウィザーズジャージ売上高を基に算出。
**23 年 2 月にフェニックス・サンズへ移籍したケビン・デュラント、ダラス・マーベリックスへ移籍したカイリー・アービングの2選手は、前所属のブルックリン・ネッツのジャージー売上高、ユタ・ジャズへ移籍したラッセル・ウェストブルックはロサンゼルス・レイカーズでのジャージー売上高を基に算出。
◆ネッツ vs.レイカーズ戦の日本人対決は渡邊雄太が大勝 八村塁はスタメンの好機活かせず
◆電撃移籍・八村塁は低迷する名門ロサンゼルス・レイカーズを押し上げ、飛躍を遂げるのか…
◆レブロン・ジェームズが成し遂げた通算最多得点記録のすごさ 八村塁を例に考える
文●SPREAD編集部