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ドイツ・ブンデスリーガ1部は24日にリーグ戦第17節が行われ、日本代表DF吉田麻也とFW上月壮一郎の所属するシャルケはホームでライプツィヒに1-6の惨敗を喫した。しかし、唯一ホームに熱狂をもたらしたのは上月だった。
◆【実際の映像】シャルケ上月壮一郎がブンデス初ゴール 巧みな抜け出しから冷静に流し込む
■フル出場の吉田麻也は酷評
前節にブンデスリーガ・デビューを飾ったばかりの上月が、シャルケ唯一のゴールを決めた。後半11分に決めたブンデスリーガ初ゴールは0-4と一方的な展開の中で生まれたものだったが、地元メディアは最下位に沈みリーグ戦再開後も2連敗スタートと泥沼にあるチームで上月が奮闘したことを評価した。
ルール地域のニュース総合サイト『RUHR24』は、上月にチーム最高タイとなる3.5点をつけた。
寸評では「彼のスピードとひらめきが光ることはなかった。47分に彼の放ったチーム2本目のシュートが外れると観客からは冷ややかな拍手が起こったが、その9分後には本物の歓喜となった。上月がフレイとの連係から冷静にゴールを沈め1-4とした。これがケーニヒスブラウ(※“王者の青”の意で、シャルケの愛称)の新星にとってブンデスリーガ初ゴールとなった」と記し、持ち味を出せない苦しい試合展開の中で生まれた初ゴールがサポーターにとって数少ない喜びを与えたとした。
『RUHR24』は試合速報記事に「シャルケがライプツィヒに惨敗、上月の期待も続かず」との見出しを打ち、地元紙『Recklinghaeuser Zeitung』は、「シャルケが成績上の破産宣言、上月壮一郎が小さな希望の光」との見出しをつけるなど、プロ契約を勝ち取ったばかりの22歳は今やクラブの救世主としての期待を背負う存在になっている。
なお、吉田はフル出場したものの『RUHR24』はチーム最低タイとなる6点をつけ、「守備陣のリーダーは全く対応できていなかった」と大量失点の責任を問う形で酷評した。
◆【実際の映像】シャルケ上月壮一郎がブンデス初ゴール 巧みな抜け出しから冷静に流し込む
◆デビューのシャルケ上月壮一郎、地元紙は最下位チームの「希望の光」と高評価
文●SPREAD編集部
【ゴール速報】#上月壮一郎
上月がブンデス初ゴール!!!🇩🇪#ブンデスリーガ 第17節
🆚#シャルケ × #ライプツィヒ
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