【MLB】熾烈“大谷翔平争奪戦”をリードするのはドジャース、メッツ、ジャイアンツ エンゼルスは引き留めに苦戦か 米メディア予測 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】熾烈“大谷翔平争奪戦”をリードするのはドジャース、メッツ、ジャイアンツ エンゼルスは引き留めに苦戦か 米メディア予測

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【MLB】熾烈“大谷翔平争奪戦”をリードするのはドジャース、メッツ、ジャイアンツ エンゼルスは引き留めに苦戦か 米メディア予測
  • 【MLB】熾烈“大谷翔平争奪戦”をリードするのはドジャース、メッツ、ジャイアンツ エンゼルスは引き留めに苦戦か 米メディア予測

米メディア『CBS Sports』は9日(日本時間10日)、2023年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となるロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平に関する記事を公開。FA市場に出た場合、移籍先候補となる4球団をピックアップし、最有力としてロサンゼルス・ドジャースを挙げた。2位にニューヨーク・メッツ、3位にサンフランシスコ・ジャイアンツ、4位は現所属のエンゼルスとした。

◆「大谷翔平はドジャースにトレード」と米サイト 「賭けてもいい」と強気予想

■アマ時代から追いかけていたド軍

記事は「このオフシーズンの最大の話題は、誰が移籍したかよりも誰が移籍しなかったかにある」と切り出し、動向が注目されている大谷に焦点を当てた。

大谷は昨年10月、2023年シーズンについては3000万ドル(約44億円)でエンゼルスと単年契約を結んだ。今夏にトレードが実施される可能性は否定できないが、開幕時点ではエンゼルスでプレーすることが確実となっている。

ただ、先述の1年契約をまっとうすれば、大谷は来オフのFA市場に名を連ねることになり、各球団による激しい獲得レースが展開されることは間違いない。『CBS Sports』はその場合、争奪戦を勝ち抜く可能性の高い4球団をピックアップし、ランク付けした。

同メディアはドジャースを1位に推した理由として「オオタニをアマチュア時代から追いかけており、他球団と渡り合える資金力もある」とした。その上で「試合に勝ち、選手を育てるという点で実績があり、そして何よりオオタニをドジャースにしたいという強い思いがある」と分析し、大谷獲得に対する熱量が他球団を上回っていると踏んだ。

■オーナーの資金力際立つメッツ

2位につけたメッツについては、やはりスティーブ・コーエン・オーナーの存在を指摘。ぜいたく税の課税基準も気にしない同オーナーのもと、豊富な資金力をバックに獲得レースを有利に運ぶ可能性を指摘。さらにワールドシリーズ制覇も可能なロースターを誇っていることが、「勝てるチーム」でのプレーを希望する大谷のニーズと合致することも見逃せないとした。

3位に入ったのはジャイアンツ。チームは今オフ、狙っていたアーロン・ジャッジカルロス・コレアの獲得に失敗。大物2人にかけるはずだったお金を、大谷獲得のための軍資金に回せると説明した。ただ、「チームの顔としてオオタニを迎え入れたいという理屈は分かるが、メッツやドジャースとの争いに勝つ姿を想像するのは難しい」と記し、苦戦を予想した。

■エンゼルスは「惰性」で4番手

最後4番手にエンゼルスを挙げたが、これは「惰性というのは強力なので、エンゼルスを入れざるを得ない」という消極的な理由。「お金というよりは、勝利を欲しているオオタニをポストシーズンにも進出できないチームが引き留めるチャンスは高くない」と予測した。

エンゼルスに残されたチャンスは今季のみ。チームとして結果が出なければ、シーズン終了後にFAとなる大谷が他球団へ移籍する可能性は高い。2024年どの球団のユニフォームを着ているか、話題は早くもそこに移っている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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