FIFAワールドカップ・カタール大会は日本時間14日および15日に準決勝が行われ、それぞれアルゼンチンとフランスが決勝へ駒を進めた。
■フランスの2ー0ががちがち大本命
独立行政法人日本スポーツ振興センター（JSC）は15日、準決勝2試合の結果を発表。アルゼンチンがクロアチアを3ー0でくだす予想は3.95%に過ぎず、オッズは12.6。WINNERにおいては比較的高めの配当となり、払い戻しは2520円となった。
一方、フランスがモロッコに2－0で勝利するシナリオは、11.66%が予想しており、オッズは4.2のがちがちの大本命1番人気。配当は840円だった。
アルゼンチン対クロアチアについて、アルゼンチンの勝利予想は44.62%だったのに対し、クロアチア勝利の予想は28.53%。フランス対モロッコについて、フランスの勝利予想は60.09%、モロッコの勝利予想は20.44%。この数字から眺めると、決勝カード「アルゼンチン対フランス」は、予想的中としてよさそうだ。
果たしてフランスは3カ国目となるワールドカップ連覇なるのか。それともディエゴ・マラドーナの大会として記憶される1986年以来、アルゼンチンの優勝か。決勝は日本時間19日0時キックオフ。クロアチア対モロッコの3位決定戦は同じく18日0時スタート。
アルゼンチンの決勝進出に貢献したメッシ(C) Getty Images
■モロッコにかかる欧米以外トップ3への期待
3位決定戦でモロッコが勝利すると、W杯で欧州もしくは南米以外の国がトップ3入りする初めてのケースとなる（注：2002年の日韓大会でトルコが3位となっているが、トルコは欧州サッカー連盟・UEFA加盟国ゆえ欧州に帰属とみなされる）。
なお、WINNERの優勝予想、3位予想は、どちらも16日8時からの販売となっている。
◆決勝はメッシ擁するアルゼンチンが連覇狙うフランス、3位決定戦はクロアチアがモロッコと激突
◆“最後のW杯”で躍動の大黒柱メッシ 求められる悲願の初戴冠と英雄マラドーナ超え
◆得点王争いはムバッペとメッシの両雄が決勝で“直接対決”へ ジルー、アルバレスが続く4つ巴の展開に
文●SPREAD編集部
