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フィギュアスケートのグランプリ・ファイナルは10日最終日、女子のフリースケーティングがイタリア・トリノで行われ、ショート・プログラム2位だった三原舞依が合計208.17点で初出場初優勝を果たした。
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■7900人の観客の前で踏み出した新たな一歩
日本女子がファイナルで優勝するのは、村主章枝、浅田真央、紀平梨花に続き4人目。
SPで首位スタートだった坂本花織はこの日、ジャンプで波に乗ることができずFSで6位、合計192.56点と失速。まさかの5位に終わった。
日本勢は女子に先立ち、男子で宇野昌磨が合計304.46点を叩き出し優勝。日本男子のファイナル制覇は、高橋大輔、羽生結弦に続く3人目。
さらに9日には、ペアで三浦璃来・木原龍一組も初優勝。GPファイナルのペアで日本勢が優勝するのは初。
今大会、日本勢はペア、男子、女子ともにすべて初優勝を決め、日本勢の3種目制覇も初となった。
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文●SPREAD編集部