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FIFAワールドカップ・カタール大会は日本時間10日、優勝候補の筆頭ブラジルと前回準優勝クロアチアが激突。0-0のまま延長に突入すると、延長前半にネイマールが先制するも、後半にはブルーノ・ペトコビッチの一撃で同点となり、PKへ。
◆【実際の動画】クロアチアの勝利に歓喜、ペンギン・ダンスを披露するミス・クロアチア
■真っ赤なビキニトップで登場
PKでは日本のベスト8への希望を打ち砕いたクロアチアの守護神ドミニク・リバコビッチがブラジルのロドリコのPKを止め、4人連続で決めたクロアチアに軍配が挙がった。リバコビッチはW杯で4本のPKを食い止める活躍。クロアチアはPKを4-2で切り抜け、準決勝へ駒を進めた。
この勝利でまたも注目を集めたのはミス・クロアチア、イヴァナ・クノルさん。ブラジル戦を前に「明日は踊りましょう」とサンバを想起させるコメントとともに自身のインスタを更新し、ブラジルを挑発。勝利の後は「ペンギン・ダンスしながら帰りましょう」と喜びとともに自身のダンス動画を投稿した。
クノルさんはブラジル戦でも、新しいデザインのアウトフィットでスタンドに姿を見せた。真っ赤なビキニトップにクロアチア・カラーのアーム・カバー、さらにボディにフィットしたパンツ姿を披露し、ブラジルを悩殺。ブラジルが2本のPK失敗を呼び込んだわけではない…と信じたい。
■世界にダイバーシティを説く平和の女神か…
なお、クノルさんはブラジル戦の2日前、イギリスの著名ジャーナリスト、ピアーズ・モーガンの番組に出演。「カタールでなぜその服装で現れ、なぜそれが許されるのか」という質問に対し「私はどの国もリスペクトしています。ただ、地元オーソリティにも訊ねましたが、『ワールドカップは例外で普段のかっこうで応援してかまわない』と言われました。その証拠に、地元の男性もヒジャブを来た女性も一緒に写真を撮りたいと求められ喜んでくれています。こうして、お互いの異なる文化を尊重し合うのはとても大事なことです」と持説を展開した。
クノルさんの悩殺スタイル、実は世界にダイバーシティの尊さを説く演出だとすれば、まさに平和の女神かもしれない。
それにしてもクノルさん、すっかりクロアチア代表の勝利の女神と化しているのは事実。前回、フランス代表の前に涙を飲んだクロアチアの進撃は続くのか、クノルさんの動向とともに注目したい。
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文●SPREAD編集部