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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦に「3番DH・投手」で先発。1イニングを投げ終えて規定投球回に到達し、1900年以降では史上初となる規定打席との“ダブル規定”を達成した。
◆【実際の映像】大谷翔平、史上初ダブル規定達成の瞬間!今季ラスト登板で規定投球回到達
■今季28度目の“リアル二刀流”登板
今季28度目の“リアル二刀流”登板となった大谷は初回、トニー・ケンプを見逃し三振に打ち取ると、続くショーン・マーフィーをセンターフライ、セス・ブラウンをサードゴロで三者凡退に抑え、規定投球回の「162」に到達した。
2022年の大谷は打者として、46本塁打を放った昨季に続いて2年連続の30本塁打を達成した一方、投手としても成長したピッチングを見せ、オールスター前までに昨季に並ぶ9勝を記録。
後半戦以降も日本人最長の6試合連続2桁奪三振や、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利2桁本塁打」、日本人史上4人目となるシーズン200奪三振を達成するなど進化した姿を見せ、二刀流選手としての規定投球回達成という偉業も加わった。
大谷はこの試合に勝利すれば日米通じてキャリアハイとなるシーズン16勝目となり、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有と並び、今季の日本人投手最多タイとなる。
◆【実際の映像】大谷翔平、史上初ダブル規定達成の瞬間!今季ラスト登板で規定投球回到達
◆大谷翔平、16勝目ならずも試合成立で史上初“ダブル規定”達成 5回1安打6奪三振1失点で降板
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文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani: Officially a Qualified Starter (162nd inning).
1st player ever to officially qualify as both a hitter & pitcher. pic.twitter.com/oQ9zYRCjeG
— Rob Friedman (@PitchingNinja) October 5, 2022