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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は26日(日本時間27日)、敵地カウフマン・スタジアムでのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「1番DH」で先発出場。3回の第2打席にセンターに今季21号の決勝弾を放つなど3打数1安打1打点1盗塁の活躍。エンゼルスは6-0でロイヤルズを下した。
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■自打球の影響感じさせぬ今季11度目の盗塁
前日に右太ももに自打球を受けて状態が心配された大谷はこの日も先発に名を連ねた。第1打席は見逃し三振に終わったが、第2打席に魅せた。
3回一死走者なしの場面、大谷は相手先発アンヘル・セルパが投じた4球目のフォーシームを強振すると打球はセンターへ、フェンスを越えてグリーンウォールにぶち当たる今季21号とした。23日(同24日)のアトランタ・ブレーブス戦以来となる一発は、飛距離420フィート(約128メートル)、打球速度109.6マイル(約176キロ)、打球角度33度だった。
大谷はその後、第3打席はセンターフライに倒れるものの、第4打席は敬遠、第5打席も四球と勝負を避けられる。だが、足でも相手の脅威になるのが大谷。8回第5打席の出塁では二進すると三塁へ今季11度目の盗塁を決めた。
前日の自打球の影響を感じさせない活躍を見せた大谷。マイク・トラウトを欠く中で、エンゼルスをけん引する働きを見せ存在感を示し、チームの快勝に貢献だ。
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文●SPREAD編集部