【MLB】自打球で苦悶 アザが残る大谷翔平、104年ぶりの偉業がかかる次回先発登板への影響は… | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】自打球で苦悶 アザが残る大谷翔平、104年ぶりの偉業がかかる次回先発登板への影響は…

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【MLB】自打球で苦悶 アザが残る大谷翔平、104年ぶりの偉業がかかる次回先発登板への影響は…
  • 【MLB】自打球で苦悶 アザが残る大谷翔平、104年ぶりの偉業がかかる次回先発登板への影響は…

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は25日(日本時間26日)、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「1番DH」で先発出場。第2打席に右翼線への二塁打を放つなど4打数1安打だった。チームは0ー7で敗れ、借金は再び今季ワーストに並ぶ16となった。

なお、大谷の次回登板は、28日(日本時間29日)の本拠地テキサス・レンジャーズ戦に決まった。

◆【実際の映像】大谷翔平、自打球に苦悶の表情も二塁打を放つ 全力疾走を見せる

■サイ・ヤング賞投手グリンキーから二塁打

ロイヤルズの先発は、通算222勝を誇るザック・グリンキー。38歳のレジェンド右腕に対して、大谷はこの試合前まで通算13打数3安打で打率.231。本塁打も打てておらず、相性は良くない。

この日も第1打席は見逃し三振。3回の第2打席は2球目をファウルすると、これが右ひざの上に当たる自打球となった。悶絶し、痛みをこらえる大谷は打席に戻れず、エ軍ベンチからトレーナーと水原一平通訳が飛び出し駆け寄った。相性の悪さだけでなく、ツキのなさも感じさせるシーンだったが、治療を終えて何とか打席に戻ると、4球目のチェンジアップを捉え、右前に運んだ。苦悶の表情を浮かべたまま走り出した大谷は、痛みに耐えながらの全力疾走で二塁ベースに到達した。

自打球から二塁打までの一連の動きについて、『The Athletic』のサム・ブラム記者がツイート。まず、「ショウヘイ・オオタニの自打球が右太もも下・膝上あたりを直撃。トレーナーがダグアウトから出て見ているが、どうやらプレーを続けるようだ」とつづると、その後すぐに「そしてオオタニは足で稼いで二塁打にした。だから、彼の足は大丈夫らしい。これがエンゼルスの初ヒットです」と連続投稿した。

■先発予定は患部の様子を見て判断

第3打席は一ゴロに倒れ、第4打席は左飛だった。いずれも自打球の影響を感じさせないスイングだったが、試合後のフィル・ネビン監督代行は「(自打球が当たった個所に)アザが残っている。オオタニ自身は明日のプレーは大丈夫だと言っているが、明朝もう一度確認する」と話し、軽症を強調しつつも出場可否の判断を持ち越した。

この日、次回の先発登板が28日(同29日)のレンジャーズ戦になることが明かされた大谷。白星が付けば、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業達成となるが、足の状態次第ではスケジュール変更の可能性も出てくる。

現在、チームは主砲マイク・トラウトが離脱しており、先発陣の一角ノア・シンダーガードにもトレード話が急浮上している。さらに大谷不在となれば、借金16を抱えたエンゼルスの苦悩はますます深いものになる。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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