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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は24日(日本時間25日)、敵地でのアトランタ・ブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打、1四球に終わったものの、チームは9ー1で快勝。
◆大谷翔平先発登板以外での白星は6月27日以来 ショーヘイ無安打の大勝に現地記者も「滅多にない!」と湧く
大谷以外が先発登板した試合で勝ったのは6月27日(同28日)のシカゴ・ホワイトソックス戦以来、約1カ月ぶり。チームはようやく、大谷が投げなくても打てなくても勝利し、連敗を「5」で止めた。
■6月27日以来、大谷先発登板以外で勝利
エンゼルスは初回、先頭の大谷こそ左飛に倒れたものの、2番テーラー・ウォードが13号ソロを放ち、先制。勢いに乗った打線は、その後も3連打などで4点を追加した。
打者一巡の猛攻で、この回2度目の打席が回ってきた大谷だったが、ここは遊直に倒れた。1回に大谷ひとりで2つのアウトを記録してしまったが、チームは大量リードに成功。直近5試合でわずか7得点だったが、この日は初回だけで5点を奪った。
4回の先頭で巡ってきた大谷の第3打席は、四球を選んで出塁。さらに、続くウォードの中前打で一気に三塁を陥れると、4番ルイス・レンフィーフォの右前適時打で6点目のホームを踏んだ。
MLB.comのレット・ボリンガー記者は、大谷の四球を「カギになった」と記し、先頭打者としての役割を果たした打席を評価。チームは大谷の四球をきっかけに、この回3点を追加した。
チームは8回にも1点を挙げてブレーブスを突き放すと、投手陣は先発のリード・デトマーズが5回3安打無失点と好投。さらに継投策も決まり、9ー1で快勝した。エンゼルスは大谷登板日以外の連敗を「14」で止め、7月の初勝利を飾った。
■この3連戦は1試合平均約4万2000人
一方、ナ・リーグ東地区でニューヨーク・メッツと激しい首位争いを繰り広げているブレーブスにとって痛い1敗のはずだが、チームとしてはホクホクのようだ。
米地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者のツイートによると、22日(同23日)~24日(同25日)のエンゼルス3連戦の観客動員数が12万8357人となり、3連戦の合計では球場(トゥルーイスト・パーク)史上最多になったと発表した。
大谷が先発した後半戦初戦の22日は4万2867人、大谷が20号を放った23日は4万2827人、そしてこの日は4万2663人が集まったという。同記者も「ブレーブスの今季の平均観客動員数は3万8000人(平日も含む)くらいだったが、この3試合ではいずれも4万2000人を集めた」と追記した。
もちろん、チケット販売好調の理由は大谷の存在が大きい。3連戦前から地元メディアは、アトランタ初見参となる二刀流の話題で持ち切りだった。
本来であれば、エンゼルスの主砲、現役最強打者マイク・トラウトの人気も考えられるところだが、今回は負傷者リスト(IL)に入っており欠場。観客増加の理由は「大谷見たさ」に尽きるようだ。
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文・SPREAD編集部