【高校野球】センバツベスト8の東海大菅生が名門大阪桐蔭と対決 「立ち上がり」の攻防に注目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球】センバツベスト8の東海大菅生が名門大阪桐蔭と対決 「立ち上がり」の攻防に注目

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【高校野球】センバツベスト8の東海大菅生が名門大阪桐蔭と対決 「立ち上がり」の攻防に注目
  • 【高校野球】センバツベスト8の東海大菅生が名門大阪桐蔭と対決 「立ち上がり」の攻防に注目

第103回全国高等学校野球選手権大会の第5日は17日、甲子園球場で1回戦4試合が行われる。


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第1試合から大阪桐蔭(大阪)vs.東海大菅生(西東京)という、1回戦屈指の好カードが予定されている。


■全国トップクラスの投打を誇る大阪桐蔭


センバツでは初戦で姿を消してしまった大阪桐蔭が地方大会の激戦を制し、甲子園に戻ってきた。前評判の高かったプロ注目の大型左腕・松浦慶斗、最速154キロの直球を投げ込む関戸康介に加え、この夏は、右腕の竹中勇登川原嗣貴別所孝亮が登板し、勝利に貢献した。


春のセンバツでは初回に四死球3の4失点とチームに流れを持ってこれなかった松浦だが、夏の大阪大会決勝では、最速150キロを誇る左腕からキレのある直球と横に鋭く曲がるスライダーを武器に、9回を6安打3失点、9奪三振の好投でチームを勝利へ導いた。


一方、センバツでも登板した154キロ右腕の関戸は一度もマウンドに上がることはなかったが、準々決勝で4回から救援し、6回を3安打無失点に抑えチームの逆転勝利に貢献したのが竹中勇登だ。背番号10の竹中は名門大阪桐蔭で1年秋から登板するなど経験豊富な右腕で、先発でもゲームメイクが出来る力を持っている。


センバツで露呈してしまった「立ち上がり不安」を竹中がどうカバーするか注目だ。


打者に関しても全国トップクラスが揃っており、特に大阪大会では主将の池田陵真が打率.654(26打数17安打)をマークしチームを牽引した。


さらに、リードオフマンの野間翔一郎や、クリーンナップに花田旭前田健伸らも大阪大会では好成績を残しており、1番から9番まで抜け目のない打線となっており18年以来となる夏の甲子園優勝を狙う。


■都大会決勝で3ラン&好救援の千田光一郎を擁する東海大菅生


センバツベスト8の東海大菅生は、エース左腕・本田峻也に加え、同じ左腕の桜井海理 がこの夏は大活躍。5試合17回を投げて、与四死球4、奪三振11、失点0と背番号11が躍動しチームの勝利に貢献した。


センバツでは中京大中京のエース・畔柳の前に2安打と苦しんだ菅生打線は、センバツで大会通算800号のメモリアル弾を放った千田光一郎がこの夏もチームを牽引した。夏の西東京大会決勝の國學院久我山戦で、東京ドームレフト中段に叩き込む勝ち越し3ランを放ち、投げては9回に救援し優勝投手になるなど「菅生に千田あり」と言わんばかりの活躍を見せた。


両左腕を中心に守備からリズムを作り、繋がりのある打線を見せつけたいところ。


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第5日 8月17日(火)


第1試合:大阪桐蔭(大阪)vs.東海大菅生(西東京)第2試合:近江(滋賀)vs.日大東北(福島)第3試合:西日本短大付(福岡)vs.二松学舎大付(東東京)第4試合:京都国際(京都)vs.前橋育英(群馬)


文・SPREAD編集部

《SPREAD》
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