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交流戦も残り2カード。ここまでセ・リーグ32勝、パ・リーグ30勝、6引き分けと拮抗してきたが、交流戦順位はDeNAと中日が1位タイと、セBクラスのチームが初優勝を狙う。
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■6/8〜6/10:西武 vs DeNA(メットライフドーム)
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リーグ最下位からここまでの4カードで負け越しなしとV字回復したDeNAは11位の西武と対戦。交流戦首位の原動力となっているのが打線で、交流戦5本塁打のオースティンに、下位打線でも大和がシーズン得点圏打率.464と、どこからでも点が取れる強みがある。
コロナ禍に故障者と多数の離脱者に苦しむ西武だが、若林楽人に代わって外野の一角を任されている愛斗が最近5試合で17打数6安打の.353、シーズン得点圏打率は.414と勝負強い打撃を見せている。
■6/8〜6/10:楽天vs 中日(楽天生命パーク)
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12球団で唯一、交流戦チーム防御率2点台と投手陣の奮闘ぶりが目立つ交流戦首位タイの中日は、打線では4番のビシエドが16試合連続安打中と絶好調をキープ。
上位2チームを追う3位の楽天は、2週間ぶりの登板となる岸孝之が16イニング無失点中の柳裕也を相手に、4月6日以来となる3勝目を目指す。
■6/8〜6/10:オリックスvs巨人(京セラドーム大阪)
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首位と僅差の4位で交流戦初優勝が射程圏内のオリックスは、福田周平が打率.404、出塁率.500と新たな“交流戦男”誕生の予感。
ここまで交流戦の勝率5割と勝ちきれない巨人は、16日ぶりの先発となる今村信貴がイニング数を稼いで登板過多のリリーフ陣を救いたい。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB