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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に先発し、6回途中4安打2失点で6勝目を挙げた。防御率は2.25。チームは4-3で勝利し、連敗を4で止めた。
バットでも2安打を放つなど、投打で活躍したダルビッシュはこれで自身5連勝。松坂大輔と岩隈久志に並ぶ、日米通算170勝目(NPB93勝、MLB77勝)をマークした。
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■「チームが求める仕事をダルビッシュは果たしてくれた」
立ち上がりから危なげない投球を披露したダルビッシュは、5回2死までヒットを許さずゲームメイク。6回1死から相手3番・マッキャンにスライダーを捉えられ2ランを許すと、次打者に死球を与え降板したが、5回1/3で5三振を奪いチームの連敗ストップに貢献した。この勝利でメッツ戦の通算成績は3勝無敗となり相性の良さが目立っている。
また、打席では2回に左前打、4回に右翼線への二塁打を放ち、自身メジャーでは2度目となるマルチ安打を記録した。
ジェイス・ティングラー監督は試合後の会見でダルビッシュについて言及し「立ち上がり4回までは圧倒的だった。マッキャンには良いスイングをされてしまったが、チームが求める仕事をダルビッシュは果たしてくれた」と評価している。
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文・SPREAD編集部