男女それぞれ30人、計60人がエントリー済
公益財団法人日本スケート連盟は22日、東京都内で行われた同理事会の後、報道陣に向け対応し、全日本選手権エントリー選手および関係者に対しPCR検査を実施した結果、全員陰性反応だったと複数メディアが明らかにした。
全選手および親しい関係者は17日に新型コロナウイルス感染症のPCR検査を受け、翌18日は結果として全員陰性と確認した。
本大会には男子シングルスの宇野昌磨、羽生結弦、鍵山優真ら、また女性シングルスも紀平梨花、樋口新葉、宮原知子、本田真凜ら国内主力選手がそれぞれ30人計60人エントリー済、24日より長野のビッグハットで開催が予定されている。
特に羽生は新型コロナウイルスの蔓延以降、各種大会への出場を断念。今大会もエントリーのみで出場については未定という見方もあったが、関係者全員が陰性という状況下においては、羽生の本戦出場へ大きく前進したとみるべきだろう。ファンの間では、彼の持病である喘息が懸念され、「出場してもらいたいが、心配」という声もネットに散見されていた。
その他の大会関係者、コーチ陣も23日以降、現地でPCR検査が予定されており、陽性者は現地入りできない。会場の収容人数も50%を上限とした入場者で開催される。
文・SPREAD編集部