
スプリングステークスは過去10年、6人気以下が2勝2着3回3着5回。1着のハードルは高めだが、2、3着に突っ込むケースは多く、昨年はフクノブルーレイクが7番人気2着、2024年はアレグロブリランテが9番人気2着と、ヒモ荒れを演出した。
今年はデビューから圧勝で2連勝中のクレパスキュラー、ホープフルS3着のアスクエジンバラら上位人気の壁は厚いが、以下は横一線。付け入る隙はじゅうぶんにあると見た。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「サノノグレーター」を取り上げる。
◆【スプリングステークス/金鯱賞2026予想】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 3週連続「2着内」指名の好調◎は?
■サノノグレーター
後に京成杯快勝のグリーンエナジーが3着だった3回東京2日目の新馬は、勝ち上がり率が高いハイレベルの一戦。ここでデビューを目指した同馬は捻挫で出走取消となったが、このメンバー相手に出走予定だった時点で陣営の自信が覗く。
仕切り直しの新馬を快勝し、新潟2歳Sは2番人気に支持されるも6着完敗。ただ、前走・共同通信杯でも見せ場を作れなかったように、大箱コースで横一線の追い比べではエンジンが点火しないタイプに映る。
事実、2走前・葉牡丹賞は4角で徐々に加速を開始し、勢いままに直線は早々と先頭へ。そのまま後続を突き放し、ゴール前は流しながら2着馬に3馬身差、中山芝2000mの勝ち時計1分58秒2は2歳レコードと圧巻のパフォーマンスだった。
今回、再びの中山コース替わり。葉牡丹賞が前半800m47秒1と淀みなく流れた一戦であり、中山芝1800mの重賞で類似のラップを刻む展開なら再浮上の余地あり。葉牡丹賞のパフォーマンスを見れば重賞レベルなのは間違いなく、馬柱が綺麗な馬に隠れ、前走の敗戦で一気に人気落ちのここは妙味たっぷりだ。
◆【スプリングステークス2026予想/追い切り診断】クレパスキュラーを超える最高評価「S」 颯爽とした走りで迫力満点「一発ありの雰囲気」
◆【スプリングステークス2026予想/全頭診断】「2.1.1.0」のアスクエジンバラに好機到来 “古馬OP級”走破時計の穴馬は?
◆【スプリングステークス2026予想/外厩】弥生賞はしがらき利用バステールが勝利 NF3頭のみも“天栄仕上げ”クレパスキュラーのメイチ濃厚
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●Winsightプロデューサー競馬・スポーツメディア『SPREAD』の編集長兼、競馬サイト『Winsight』プロデューサー。前走不利、コース替わり、調教一変などから穴馬を分析する「穴ライズ」を提唱。◎○を1列目に置く「二刀流」の馬単・3連単フォーメーションは攻守バランスに優れ、年間回収率は毎年100%超を記録する。



