
卓球の国際大会「WTTコンテンダーザグレブ」は14日、クロアチア・ザグレブで女子シングルスの決勝が行われる。世界ランキング3位の張本美和(木下グループ)は、同4位の朱雨玲(マカオ)と対戦する。
今大会の第1シードとして臨み、強さを見せつけながら決勝まで勝ち進んだ張本美。17歳のエースが元世界ランキング1位の強豪との初対戦に臨む。
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■大藤との準決勝で力を示す
張本美は5月の「2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(世界卓球)」で女子のエースとして10勝を挙げ、銀メダル獲得に貢献。世界ランキングも自己最高の3位に浮上しており、充実したシーズンを送っている。
迎えた今大会では、1回戦で2024年のパリ五輪女子団体準決勝で敗れたアネット・カウフマン(ドイツ)にストレート勝ちを収めると、続く2回戦のハナ・アラポビッチ(クロアチア)にも勝利。準々決勝では世界ランキング21位のカットマン、佐藤瞳(日本ペイントグループ)との同士討ちも3-0で制した。
今回の鍵を握ったのが準決勝の戦いだった。相手の大藤沙月(ミキハウス)は直近3大会連続優勝を果たしており、世界ランキング10位の22歳を止められるかが焦点となった。しかし、立ち上がりから2ゲームを先取するなど、パワーで上回った張本美が主導権を握り、3-1で勝利。初優勝を飾った「WTTチャンピオンズ重慶」の準決勝に続く白星を挙げ、その実力を示した。
■「バックの回転が強い」
決勝で対戦する朱雨玲は、元世界ランキング1位の実績を持つ31歳。甲状腺がんによる約3年のブランクを経て2024年9月に復帰すると、再び世界ランキングを上昇させ、4位まで返り咲いた。
国際大会では初対戦となる張本美と朱雨玲だが、Tリーグの木下アビエル神奈川では2025-2026シーズンにチームメイトとして共闘し、リーグ連覇に貢献した。張本美も「同じバックハンドでも朱雨玲選手の回転は強い。コースや(返球の)強弱は勉強になる」とリスペクトを送っており、そんな相手にどのような戦いを見せるのか注目される。
3月の「WTTチャンピオンズ重慶」以来となる今季シングルス2勝目を狙う張本美は、大藤との女子ダブルスでも決勝進出を果たしており、ザグレブでの2冠達成にも期待がかかる。17歳の日本女子エースが、元世界ランキング1位を相手にどのような戦いを見せるのか注目が集まる。
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