日本政策投資銀行(DBJ)は、セレッソ大阪スポーツクラブとプロスポーツ企業の事業モデルに着目した取引を開始することを発表した。
スポーツ産業を重要な産業の一つと考え、スポーツ産業の成長に向けた支援を行ってきたDBJは、日本のスポーツ産業における金融分野の経済規模に伸びしろが期待できることから、スポーツの成長産業化を加速させる第1号案件として、セレッソ大阪スポーツクラブと取引を開始することを決定した。
この取引により、DBJはプロスポーツ分野への取り組みを本格化。ヨーロッパのトップリーグで活躍する選手を多数輩出しているセレッソ大阪との多面的な取引を開始し、セレッソ大阪が世界有数の育成型クラブとしての地位を確立するためのサポートを行う。
今後は、セレッソ大阪スポーツクラブが企画しているセレッソ大阪のホームスタジアム改修計画「桜スタジアムプロジェクト」へのアドバイス等も行っていく。また、他のプロスポーツ企業にもこうした取り組みを拡大していく予定だ。
《美坂柚木》
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