世界ゆるスポーツ協会は、富山県氷見市役所と共同で、ハンドボールとブリを融合した新競技「ハンぎょボール」を開発した。
「ハンぎょボール」は、氷見市で盛んな「ハンドボール」と氷見のブランド魚として知られる出世魚「ブリ」を融合し、氷見市の方言も取り入れた新たなスポーツだ。ハンドボールによる地域ブランディングと、ハンドボールの社会的価値の向上のために開発。キーパー1名、フィールド6名の1チーム7名で対戦する。
プレイヤーは、脇に「ブリ」をモチーフにしたぬいぐるみを抱えてプレーする。ゴールすると、ゴールしたプレイヤーの抱える「ブリ」が「コズクラ」「フクラギ」「ガンド」「ブリ」の順で出世していく。試合終了後、保持している魚に割り振られている得点の集計を行い、チームの合計点を競う。
試合時間は前後半7分ハーフ、休憩3分間。基本的なルールはハンドボールと同じで、ブリの出世の段階は氷見市での呼び名にならっている。また、反則の呼び名は、オーバーステップを「しょわしない(せわしない)」、ボールを持って3秒より長く動かなかった場合を「はよせーま(はやくしろ)」等、氷見市の方言を採用している。
ハンぎょボールは、3月24日(土)開催の「第13回 春の全国中学生ハンドボール選手権大会」にて、オープニングアトラクションとして実施予定。先着順で一般参加もできる。イベント詳細の問い合わせ先は、氷見市スポーツ振興室。
《美坂柚木》
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