34歳にしてイングランド代表に復帰したFWジャーメイン・デフォー。3歳年下のウェインルーニーは代表引退を表明したが、デフォーは35歳で迎える2018年のワールドカップ(W杯)にも出場する意欲を見せている。
2014年のブラジル大会では予備登録メンバーに選ばれたが本戦出場は叶わなかった。その理由を当時、自分が北米メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCに所属していたからだと考え、大会後にイングランド・プレミアリーグに復帰した。
最近2シーズンはサンダーランドに所属して2年連続15ゴール。その活躍が認められ2017年3月の試合で3年4ヶ月ぶりに代表に招集された。
年齢を考えてもキャリア最後のW杯になる可能性が高いデフォー。本大会の出場メンバーに選ばれるために、まずは所属クラブでの活躍が必要だと話す。
「結局のところをW杯メンバーには入るのは、それにふさわしい選手たちだ。いいシーズンを過ごさなければならない。FWとしてはどれだけ得点を挙げたか、負傷せずに過ごすことができたか、長いシーズンにどれだけ多くの試合で戦ったかだ」
2010年の南アフリカ大会以来となるW杯出場が実現できれば、「それは夢のようなこと」と思いを馳せる。
《岩藤健》
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