同イベントは、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京都の共催によりららぽーと豊洲で行われ、小池百合子東京都知事も登壇。イベントは2部制となり、1部では小池知事らによるラジオ体操やパラリンピック種目 5人制サッカーのデモンストレーションが行われた。
東京パラリンピックまであと3年…小池知事らが「5人制サッカー」を体験
2部では河合純一さん(パラ水泳)、田口亜希選手(パラ射撃)、芦田創選手(パ ラ陸上競技)、伊藤力選手(テコンドー)、加藤健人選手(5 人制サッカー)、木村敬一選手(パラ水泳)、 長島理選手(バドミントン)、三浦浩選手(パラパワーリフティング)ら8名のパラアスリートの公開収録型スペシャルイベントが実施された。
パラアスリートのハイパフォーマンスムービーを紹介するチャレンジコーナーや 会場参加型のクイズコーナー、競技の魅力やアスリートのパーソナリティに迫るトークコーナーなどバラエティに富んだ企画に、猛暑の中の屋外イベントでありながら会場は大いに盛り上がった。
チャレンジコーナーでは、長島選手がハイバックでの的当てに挑戦したVTRを披露。コートの隅に置かれた小さな的にシャトルを正確に打ち込んだ。
クイズコーナーでは、三浦選手が100kgのベンチプレスを披露。クイズに参加した芦田選手、伊藤選手、長島選手には、「三浦選手は100kgのバーベルを何回上げることができるか」という問題が出された。通常の競技ルールと異なり、複数回上げることが求められたが、3人の予想を大きく上回る12回を記録。三浦選手は「この企画のためにちょっと練習してきました」とはにかんだ。
25日にららぽーと豊洲で行われた、パラリンピックカウントダウンイベントにて、 #三浦浩 選手が100キロのパワーリフティングを披露しました pic.twitter.com/9EZQLqZ5kh
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2017年8月26日
レベルの高いパフォーマンスが披露される一方、パラアスリートたちの素顔も垣間見えた。トークコーナーでは、田口選手が「手を使わずに鼻の穴をふさげる」など隠れた特技を披露。「これやると射撃がすごく上手くなります」と語った。イベント中も面白がって選手同士でヤジを飛ばし合うなど、出演者同士も楽しんでいる様子が見られた。
収録されたイベントは、9月6日(水)より、東京2020組織委員会の公式ウェブサイトにて公開予定。