昨季セリエA王者のユベントスは、ラツィオとのスーペルコッパ・イタリアーナ(イタリア・スーパーカップ)に2-3で敗れた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「彼らのほうが良いプレーをしていた」と勝者を称えた。
序盤はユベントスがボールを保持して試合を進めた。だが前半32分にPKで先制点を失うと、0-1で折り返した後半9分に2点目を失う。
攻勢に出たユベントスも同40分にパウロ・ディバラがFKを直接決めて1点差。終了間際に得たPKをディバラが決めて同点に追いついた。
エースの2発で底力を見せたユベントス。だが、アディショナルタイムにドラマが待っていた。左サイドを突破したジョルダン・ルカクのクロスに、アレッサンドロ・ムルジャが合わせてラツィオが決勝点を奪った。
ユベントスを率いてから、ラツィオには無敗だったアッレグリ監督。初敗戦に「ラツィオは本当にうまく試合を進めた」とコメントしている。
「我々も最初の10分間は本当に良いプレーができていたが、その後は我々の戦い方がどこか変わりPKを奪われてしまった。コンディションが十分ではないというなら、これはレッスンとなる。新シーズンは始まっており、我々は準備を整える必要があるからね」
《岩藤健》
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