イングランド・プレミアリーグ第1節が8月12日に行われた。昨季王者のチェルシーはバーンリーと対戦し2-3で敗戦。試合後の会見でアントニオ・コンテ監督は、ガリー・ケーヒルの退場が大きかったと嘆いた。
連覇を目指して臨んだ開幕戦だがチェルシーは前半14分、ガリー・ケーヒルが危険なプレーで一発退場。ドリブルでスピードに乗ったところから倒れ、その勢いで相手の足を蟹挟みのような形で巻き込んでしまった。
いきなり数的不利に追い込まれたチェルシーは前半だけで3失点。後半にアルバロ・モラタとダビド・ルイスのゴールで反撃したが及ばず。開幕戦を落としてしまった。
「あれが重要な瞬間だった」と悔やむコンテ監督。退場後の浮足立った時間帯に3失点したことを挙げ、「この部分は大幅に改善が必要だ。こういう状況も起こり得るからだ。まだ時間は残っていると考えるようにして、ベストを尽くさなければならない」と今後の課題にした。
「今日は3点を奪われてしまった。後半に結果を変えるのは非常に困難だった。それでも選手たちは素晴らしい姿勢や意欲や意志を見せてくれた」
諦めず後半に反撃したことを「誇らしく思う」と話す一方で、「今日は後半にポジティブな面が、前半にはネガティブな面が見られたと」している。
《岩藤健》
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