7月19日にナゴヤドームで中日対巨人戦が行われた。巨人は先発のルーキー・畠世周が7回1/3を7安打2失点に抑える好投。追い上げられながらもリードを守り6－5で勝利した。畠にはプロ初勝利がついている。
6日の登板では広島打線につかまり4回4失点で降板した畠。だが、この日は序盤から直球、変化球ともに冴え渡った。初回に4点の援護をもらったこともありノビノビと投球。七回まで中日打線を4安打に抑えた。
八回に連打を浴びて2失点した畠。ランナーを残した状態で降板したが続くスコット・マシソンが無失点で切り抜ける。最終回に登板したアルキメデス・カミネロが1点差まで追い上げられるもリードを守り、畠にプロ初白星が記録された。
「前回ストライクが全然入っていなかったので、今回はどんどんストライクを取っていこうと思って投げました」と、前回の課題から修正できた点を挙げる畠。完投、完封を逃したことには「できたらよかったですけど、実力不足でできなかったです。次回できるように頑張ります」とコメントしている。
この試合にファンからは、「楽勝ムードが最後はヒヤヒヤだったけど勝ててよかった。プロ初勝利おめでとう」「中日打線の追い上げを見ると抑えたことは自信につながるね」「ストライク先攻で前回とは別人だった」「プレッシャーに負けずよく投げた」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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