U-21イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが6月26日、U-21欧州選手権準決勝スペイン戦の前日会見に出席した。注目される去就についてドンナルンマは、「大会終了後に考えたい」としている。
ACミランの下部組織で育ち16歳8ヶ月でセリエAデビューを果たしたドンナルンマ。ミランの将来を担う存在として大きな期待と注目を集めたが、クラブとの契約延長を拒否したことにより一転して批判にさらされている。
U-21イタリア代表のルイジ・ディ・ビアジョ監督は、世間が騒がしい中でドンナルンマを会見に出席させたくはなかったが、本人の強い希望があったと明かした。
ドンナルンマ本人も「この会見に出席することを決意した」と認めている。
「準決勝を前にして良い感じだよ。落ち着いているとも感じる。考えているのは明日の試合のことだけだ。自分の今後のことは欧州選手権が終わってから考えることにする」
去就に関しては保留の意思を示したドンナルンマ。先日はインスタグラムでミラン残留をほのめかしたが、直後にアカウントの乗っ取り被害を訴えるなど二転三転。A代表デビューも果たした18歳GKに世界が注目している。
《岩藤健》
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