俳優の仲代達矢が6月13日（火）、東京ドームにて行われた「読売ジャイアンツ 対 福岡ソフトバンクホークス」の始球式に登場した。
自他ともに認める読売ジャイアンツファンの仲代が、人生で初めて始球式に挑戦した。実年齢である「84」という背番号を背負った仲代は、しっかりとしたフォームで投球。名優が投げる球の行方に注目が集まるなか、ボールはきれいな弧を描いてキャッチャーミットに収まった。
ブルペンで練習した際に監督の高橋由伸から声をかけられ、「思ったより遠く感じると思いますので、上の方に投げれば良いですよ」とアドバイスをもらったという仲代。投球後には、「この場に立つことができ、夢のようです。川上哲治さん時代から50年来の巨人ファンだったので、昨日の夜は眠れないほどでした」とコメント。
「無事満足のいく投球ができました」と語り、「自己採点をするなら、120点！！素晴らしい経験をさせていただきました。来年も始球式に登場したいですね（笑）」と次への意気込みを語った。84歳の今も現役を続ける仲代が主演する映画「海辺のリア」は、現在公開中だ。
《美坂柚木》
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