『平成28年度JOCスポーツ賞表彰式』が、6月9日に東京国際フォーラムで開催された。スピードスケートの小平奈緒選手らが『優秀賞』を獲得した。
小平選手は、2018年に開催される平昌オリンピックへの意気込みとして、「代表を勝ち取って、ゴールを駆け抜けた時の笑顔をたくさんの方々に見せたい。感動の輪を広げたい。平昌(オリンピック)でまずは我々が活躍して、2020年の東京オリンピックにいい追い風を吹かせたい」とした。
現在は「怪我をしないこと」を前提にしながらも、「追い込んだトレーニングをしていきたい」と明かす。日常生活では24時間スケートのことを考えているという。
「休むことも、友達と話すことも、突き詰めればスケートにつながっている。それだけスケートというスポーツが好きなんだと思う。その気持ちを氷の上で表現できたら」(小平選手)
この日は、『最優秀賞』を受賞した伊調馨選手とも会話を交わし、笑顔を見せた。
「(伊調選手は)アスリートの中のアスリート。人間的にも尊敬できる。色々な刺激を受けながら、伊調さんのように実力の伴ったアスリートになりたい」(小平選手)
《大日方航》
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