人間の世界では、赤ちゃんは守るべき存在として大切にされますが、野生動物の赤ちゃんたちは常に脅威に晒されています。
弱肉強食が当たり前の自然界では、野生動物の赤ちゃんは『最適な獲物』と捕食者に認識されてしまうのです。
この赤ちゃんは、生まれたばかりの『ウミイグアナ』
孵ってすぐでも、自力で逃げることができるようしっかりした身体をしています。
周囲には、卵が孵ったことを知っているヘビたちが大量に…
イグアナが動くと、存在を認識してすぐに襲って来るはずです。
ですがここでずっとじっとしているわけにはいきません。
イグアナの赤ちゃんは走り始めました。
必死に走っていましたが、ヘビの集団に捕まってしまいます…!
助けてくれる仲間や親はいません。
赤ちゃんはこのままヘビの餌食となってしまうのでしょうか…!?
あっ!抜け出した!!
ですが、ヘビも生きるために必死です。
全力で逃げるイグアナを血眼になって追いかけます。
ヘビが付いて来ない岩場までジャンプ!!
何度も噛みつかれそうになっていましたが、ギリギリのところで逃げています。
ここまでくれば一安心。
危機一髪でした…!
手に汗握る展開に、息つく暇もありませんでしたね。
ここには映っていませんが、ヘビの餌食になった仲間たちもたくさんいるはずです。
自然界では当たり前のことですが、生きることに真っ直ぐな彼らを見ていると、自分たちもそうありたいという気持ちになりますね。
《記事提供:@Heaaart》
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