リーガ・エスパニョーラ第30節が4月5日に行われ、バルセロナがセビージャに3-0で勝利した。バルセロナは前半25分にルイス・スアレスのオーバーヘッドで先制点を奪っている。
右サイドをドリブルで突破したリオネル・メッシがクロスを送ると、これがDFに当たり高く跳ね上がる。頭上のボールに反応したスアレスはゴールに背を向けたまま、右足を振り抜きゴールネットを揺らした。
「あれはストライカーがエリアの中で使う方法のひとつだ」とスアレス。スタジアム総立ちのゴラッソにも、「今回は、あそこ(ゴール)にボールが止まったんだ」と冷静だった。
首位のレアル・マドリードを勝ち点2差で追いかけるリーガ優勝争いについては、「まだ望みが十分にある。残っているゲームは全部勝たなければならない、というメンタリティが必要だ」としている。
素晴らしいゴールを決めたスアレスにルイス・エンリケ監督も称賛を惜しまない。
「スアレスは、いつもどこにゴールマウスがあるか知っており、それにフィジカルや素晴らしいキャパシティ、ゴール能力がある。それが彼を世界一のセンターフォワードにしている」
《岩藤健》
page top