インテルが痛恨の逆転負け、CL出場権は絶望的に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

インテルが痛恨の逆転負け、CL出場権は絶望的に

スポーツ 短信
インテルがサンプドリアに痛恨の逆転負け(2017年4月3日)
  • インテルがサンプドリアに痛恨の逆転負け(2017年4月3日)
セリエA第30節が4月3日に行われ、長友佑都のインテルがサンプドリアに1-2で敗れた。前半35分にダニーロ・ダンプロージオのゴールで先制したインテルだが、後半に逆転を許した。

来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権に望みをつなぐため、絶対に負けられないホームゲームだった。立ち上がりから決定機を作るなどしていたインテルは前半35分、右サイドからのクロスにダンブロージオが直接合わせ先制ゴール。1点リードで前半を折り返した。

だが後半に入ってすぐの5分、サンプドリアのパトリック・シックに同点ゴールを許し、その後は勝ち越し点が奪えないまま時間ばかりが過ぎていく。そして1-1の同点で迎えた後半39分、サンプドリアのリカルド・アルバレスが蹴ったFKにマルセロ・ブロゾビッチが手を出してしまう。

ハンドでPKを得たサンプドリアはファビオ・クアリャレッラが決めて勝ち越し。敵地でインテルを破った。

インテルのステファノ・ピオリ監督は試合後、「同点に追いつかれてからポゼッション力が落ちた。重要な場面では冷静になる必要がある」とコメントした。

「我々はナーバスになり、サンプドリアのカウンターに隙きだらけだった。デリケートな場面ではもっとチーム一丸となって戦わなければならない」

今節の結果によりCLはもちろん、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権からも一歩後退したインテル。ピオリ監督は「いまの順位でシーズンを終えたら誰もハッピーにならない。我々は失望しているが、この敗戦の教訓を生かし、今後の試合へのモチベーションにしたい」と話している。

《岩藤健》

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