敗れはしたが、先発のマウンドに上がった侍のエース・菅野智之投手(巨人)は、強力アメリカ打線を相手に6回1失点の好投を見せ、見事に大役を果たした。初回から150kmの直球を軸に、カットボール、スライダー、シュート、フォークなど多彩な変化球を駆使し、アメリカ打線に的をしぼらせない。
4回表、菊池涼介内野手(広島)のエラーをきっかけに2死一、二塁のピンチを招くと、マカチャン外野手に甘く入ったスライダーをとらえられ1点を失ったものの、その後も味方の反撃を待ち丁寧な投球を見せた。
ナ・リーグ2年連続2冠王の主砲・アレナドからは3打席連続三振を奪うなど、侍のエースとしての力を存分に見せつけた。
That’s 2 STRONG innings for Tomoyuki Sugano! #WBC2017 pic.twitter.com/yO2KNO7FDH
— WBC Baseball (@WBCBaseball) 2017年3月22日