オランダは初回にランナーを溜め1アウト一、三塁でバレンティンに回す。このチャンスでバレンティンは甘く入ってきたスライダーをとらえ、レフトスタンドに先制の3ランを叩き込んだ。
その後も止まらないオランダ打線は毎回の得点。バレンティンも三回の第2打席で再びホームランを放ち2打席連発弾でリードを広げる。
大差がついた試合は七回終了時点で規定によりコールドゲームとなった。
Wladimir Balentien does not like keeping balls in the ballpark: https://t.co/ccHt4DcvBv #WBC2017 pic.twitter.com/4vmN2JpYfj
— WBC Baseball (@WBCBaseball) 2017年3月15日
オランダの大勝に野球ファンからは、「バレンティン今年は調子良さそうだな」「ヤクルトファンとしては開幕が楽しみだ」「キューバはほとんどダブルヘッダーだったね」などの声が寄せられている。
3戦全敗のキューバは敗退が決定。残りの3チームは依然として2次ラウンド突破の可能性を残している。
15日夜のイスラエル戦に臨む日本。この試合に勝てば3戦全勝で文句なく次のラウンドに進める。だが、もし敗れるようなことがあると、メキシコの敗退でも物議を醸した『失点率』の計算が必要になる。
オランダ、イスラエルと2勝1敗で並んだ場合、日本はイスラエル戦の失点を4点以内(延長戦なしの場合)に抑えれば1位通過が決まる。九回以内に5失点以上するとオランダが1位通過、日本は2位通過をかけてイスラエルとのプレーオフを戦うことになる。
分かりにくいルールだが勝てば細かい計算は要らない。3連勝でスッキリ決めてしまえるか。
All smiles for Kingdom of the Netherlands as their defeat of Cuba puts them in good position in Pool E: https://t.co/ARKdvWd2ar #WBC2017 pic.twitter.com/gQlejkyHEE
— WBC Baseball (@WBCBaseball) 2017年3月15日