負傷の闘莉王が気迫の決勝点、京都サンガF.C.が今季初勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

負傷の闘莉王が気迫の決勝点、京都サンガF.C.が今季初勝利

スポーツ 短信
サッカーボール イメージ
  • サッカーボール イメージ
明治安田生命J2リーグ第2節が3月4日に行われ、京都サンガF.C.が徳島ヴォルティスに1-0で勝利した。数多くあったチャンスを徳島が決めきれず0-0のまま進んだ試合は、後半45分に田中マルクス闘莉王の一撃で決着した。

膠着状態を変えようと後半17分までに3人の交代枠を使い切った京都。しかし、ここで闘莉王が脚を痛めるアクシデント。ベンチに退けて10人で戦うか、それともピッチに残すか。難しい決断を迫られる中で布部陽功監督は本人の意志もあり、闘莉王を前線に上げた。

「本人がいけるということだったので、前線に上げました。当初から考えていたシステムでもありましたし、最後までよくやってくれたと思います」

京都は後半45分に自陣からのロングボールをケヴィン・オリスが頭で落とし、闘莉王が決めて決勝点を挙げた。


FW闘莉王の采配に本人は、「後ろ(DF)ができなかったので、前に行きました。状況によってはFWに上がるという練習はしていたし、やっぱり10人よりは11人いた方が良い」とコメント。押し込まれながらもなんとか勝ったという試合だが、ここから強いチームを作りたいと決意を語った。

この試合にファンからは、「まさに闘将」「上がったからって点が入るわけじゃないのに、なぜか昔から闘莉王が上がると点が入るんだよな」「名古屋を見返すためにも今日の1勝は大きい」「昔から疑問だったんだけど彼のポジションはDFでいいんだろうか」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top