初戦で水原三星(韓国)と1-1で引き分けた川崎F。過密日程を考慮して中村憲剛ら主力数名をベンチ入りさせなかったが、それでもここは勝ち点3がほしい試合だった。
しかし前半13分、味方からのパスで裏を狙ったイースタンのマノロ・ブレダ・ロドリゲスをエリア内で倒し、川崎FはPKを献上してしまう。さらにこのプレーで奈良竜樹に一発レッド。厳しすぎる判定で川崎Fは残り80分近く10人での戦いを強いられた。
PKを決められ先制を許したあと、ひとり少ない中でも川崎Fはイースタンのゴールに迫ったが、同点に追いつけないまま前半が終了する。
川崎Fが試合を振り出しに戻したのは後半7分だった。右サイドからのクロスを受けたハイネルが背中越しにパス、ゴール前で板倉滉が滑り込みながら押し込んでネットを揺らした。
逆転を狙う川崎Fは後半24分に小林悠を投入するがゴールは生まれず。終了間際にはハイネルもレッドカードを受けて退場した。
FULL TIME: Eastern SC 1-1 @frontale_staff | We finish all level in Hong Kong as MD2 comes to a close #ACL2017 #EASvKAW pic.twitter.com/dzxuPAHQlU
— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2017年3月1日
退場者2名を出して勝ち点1に終わった試合にファンからは、「モヤモヤしか残らない試合だった」「ここは得失点差のための狩り場にしないといけなかった」「川崎は広州との連戦で勝ち点4が必要になった」「審判が一番目立ってしまうのはダメな試合」「フロンターレだけじゃなく、最後のイースタンのFKも普通は蹴らせるだろ。アジアの審判はマジなんなの?」とジャッジも含めて不満の声が寄せられている。
香港のクラブチームとして初めてACLに出場したイースタンには、歴史的な勝ち点1獲得となった。