村田は高砂部屋へ、大波は荒汐部屋に入門する。会見には師匠となる高砂親方、荒汐親方も同席した。
元横綱・朝青龍も在籍した名門・高砂部屋に入門する村田。小学1年生で相撲をはじめた。きっかけは、「幼馴染とよくケンカしていた。その子のお父さんが相撲をやっていて、負けたくなくて自分も相撲をはじめた」と負けず嫌いな性格をうかがわせた。
昨年8月のリオデジャネイロ五輪・競泳男子で金、銀、銅メダルを獲得した同大学の在学生・萩野公介とは同学年。村田は、学内の表彰式などで少し会話をしたことがあるいう。
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リオ五輪陸上400mリレー銀の桐生祥秀と、100m走での勝負を約束していた!?
また、リオデジャネイロ五輪・陸上男子の400mリレーで銀メダルを獲得した桐生祥秀も同大学に在学。「同じ学科でひとつ後輩なので授業などで会って喋って、今度100mでどっちが早いか勝負しよう」と約束していたことを明かした。「桐生も乗り気で、勝ったら飯おごってくださいよ」と言われているという。
好きな食べ物は「焼肉」、嫌いな食べ物は「納豆」と即答する22歳。今年の正月に帰省した際、村田は亡き父の墓前に手を合わせて角界入りを報告した。中学3年生で卒業式を直前に控えた3月7日、父は病気で58歳の若さで他界した。
村田、大波は3月12日に初場所を迎える春場所でデビューする。