自宅で刃物を持った強盗に襲われ、利き手をケガした女子テニスのペトラ・クビトバが手術を終え、復帰に向けて会見を開いた。復帰までは約6ヶ月かかると見られているが、「どれだけかかっても絶対に復帰したい」と決意を語った。
地元メディアによれば、クビトバが襲われたのは12月20日のことだった。ボイラー点検を装った犯人が侵入し、クビトバは相手が持っていた刃物で左手の指5本を負傷。犯人は逃走した。
1月の全豪オープンを欠場することになったクビトバだが、「回復することに全エネルギーを注力したい。愛するスポーツにできるだけ早く復帰できるよう、あらゆることをする」と早期復帰への意欲を力強く語った。
また、手術後に指が動かせたことを明かし、「指の感覚を得るというのは、私が願える限り最高のクリスマスプレゼントでした」と喜んだ。
2011年、2014年にウィンブルドンを制覇したクビトバ。世界中のテニスファンが再びコートに帰ってくるのを待っている。
《岩藤健》
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