試合は立ち上がりからフランクフルトが優位に進める。前半10分のチャンスは相手GKに止められるが、その1分後にアレクサンダー・マイアーがロングボールを頭で落とし、ブラニミル・フルゴタが先制弾を蹴り込んだ。
1点を追うアウグスブルクの反撃に対し、フランクフルトは3バックの中央で出場した長谷部が落ち着いて守った。
惜しまれる失点はセットプレーから。前半34分にCKを得たアウグスブルクは、こぼれ球を拾ったチ・ドンウォンがエリア外から右足一閃。GKも動けないミドルシュートで追いついた。
後半に入ってもフランクフルトはチャンスを作ったが、アウグスブルクのGKマルヴィン・ヒッツの奮闘もあり勝ち越し点は奪えなかった。
1-1で試合終了!
— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) 2016年12月4日
敵地アウグスブルク@FCA_jp で勝ち点1を獲得しました!#SGE #FCASGE
1-1で終わった試合のあと長谷部は、「セカンドボールをけっこう拾われてしまった。ボールをつないでゲームを組み立てている中で、簡単なミスが多すぎた」と話し、相手が前からプレッシャーをかけてきたことで難しい試合になったと振り返っている。
最終ラインでのプレーが続いてることには違和感がないと話すも、「あそこでのプレーに慣れてしまうと、中盤の方がプレッシャーがきついので。そこはしっかりと、頭の切り替えが必要かなと思う」とした。
長谷部は6試合連続のフル出場。宇佐美もプレー時間は長くないが、2試合連続で出場機会を与えられた。