バルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長は、「すべては、ジェラール・ピケが三木谷浩史氏のサンフランシスコの自宅で夕食をとったことから始まった」と明かした。
楽天が所有するビデオストリーミング会社『Wuaki.tv』の本社がバルセロナにある縁でピケと知り合った三木谷CEO。そのときの印象を、「素晴らしい選手というだけでなく、人付き合いがとても好きな人なんだ」と感じたと振り返った。
バルセロナのグローバルメインパートナーとなった楽天。今回の契約はベースが年間5500万ユーロ(約64億2000万円)、リーグ優勝時に150万ユーロ(約1億7500万円)、UEFAチャンピオンズリーグ優勝時には500万ユーロ(約5億8000万円)の支払いになることも公表された。
バルセロナのマネル・アロジョ副会長は今回の契約で、「クラブはマンチェスター・ユナイテッドと同レベルになった」と比較している。
「FCバルセロナ」のグローバルでのメインパートナーとなります。イノベーションパートナーという形で、新しいことをどんどんやっていきます!@FCBarcelona #FCBRakuten https://t.co/6sI7xLKAku pic.twitter.com/56BWHJn5bD
— 三木谷浩史 H. Mikitani (@hmikitani) 2016年11月16日
今回の契約にサッカーファンからは、「楽天としてはバルサと契約したことは物凄く大きな意味がある」「バルサと契約できるなら280億円も無駄じゃない」「賛否両論あるだろうけど、さすが楽天と言いたい」などの声が寄せられている。
また、契約には日本で少なくとも1試合、スケジュールなどの都合がつけば2試合、親善試合を行うことも盛り込まれている。サッカーファンは楽天が株式を保有する、J1リーグのヴィッセル神戸との対戦を予想していた。