この試合ではこれまでよりも打順が上がり、6番に入った鈴木。決勝満塁弾のほかに2本の二塁打を放つなど計6打点を挙げる、まさに神ってる活躍を見せた。
ヒーローインタビューで呼ばれたお立ち台では、緊張感からの解放感もあってか喜びが爆発。侍ジャパンでの初本塁打があの場面で出た感想を聞かれると、「最高です!」と絶叫。さらに、インタビュアーに「昨日も9回裏に鈴木選手の一打をきっかけに追いつきました。今日もこの勝負強さを見せつけられると、あの言葉がよぎるんですが…」と振られると、ハイトーンボイスで「神ってるー!」と絶叫。スタンドに残っていたファンの爆笑をさそっていた。
また、満塁の場面で迎えた打席の心境を聞かれると、「追い込まれていたので、なんとか自分のスイングをしようと思った」「プレッシャーで吐きそうでしたけど、打てて良かったです」と満面の笑みを見せた。来年3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシックについては、「もっとプレッシャーかかると思いますし、たくさん練習してプレッシャーに勝てるようにしたい」と意気込みを見せ、最後は「また来年この場所で会いましょう。またな!」とファンに威勢よく呼びかけ、グラウンドを後にした。
ちなみに、インタビューを終えた直後の鈴木を、山崎康晃投手(DeNA)が動画撮影。カメラを向けられた鈴木は陽気なパフォーマンスを見せてベンチへ戻っていった。
いやーっ神ってる
— 山康晃 (@19Yasuaki) 2016年11月13日
神ってる鈴木誠也
チーム内での存在感は本当に凄かったッ#侍ジャパン #侍JAPAN pic.twitter.com/MXB6OvnqEN