野球日本代表「侍ジャパン」は11月13日、強化試合でオランダと対戦。2試合連続で延長戦にもつれ込んだ接戦は、鈴木誠也外野手(広島)の決勝満塁弾により12-10で勝利した。
強化試合でここまで無安打だった指名打者・山田哲人(ヤクルト)に、待望の初安打が飛び出した。7回裏、オランダに2-8とリードされた場面で代打・大谷翔平(日本ハム)が二塁打を放って好機を作ると、菊池涼介内野手(広島)が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち1点を返す。さらに続く好機に、山田がバットの先ながらもセンターへ抜ける適時打を放って2点を返した。
山田はここまでの4試合で、微妙にタイミングがずれてポップフライを打ち上げるといったミスショットとなる場面が散見され、無安打と本来の調子を出せていなかったが、最後の強化試合で待望の1本が出た。
また、山田と同様に強化試合でバットがしめっていた松田宣浩内野手(ソフトバンク)は、4回表にソロ本塁打を放った。
《浜田哲男》
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