横浜DeNAベイスターズの山口俊投手が11月9日、FA権を行使することを表明した。
今季の山口はプロ入り自己最多となる11勝をマークし、球団史上初のクライマックス・シリーズ出場に大きく貢献した。また、リーグトップタイとなる5回の完投勝利を挙げるなど、抜群のスタミナをもち、ラミレス監督からの信頼も厚い。
FA権の行使については、「正直なところ、今日の朝まで悩んでいた」と話し、苦渋の決断だったことを告白。交渉が解禁される11日以降に手を挙げる球団があれば、自身の評価を聞いた上で残留か移籍かを決めることになる。尚、DeNAは、FA宣言をした上での残留も認める方針を打ち出している。
先発ローテーションの柱として、来季以降も欠かせない戦力なだけに、DeNAファンはその動向を固唾をのんで見守ることになる。
《浜田哲男》
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