バルセロナ(スペイン)にアウェーで大敗したあと、マンチェスター・シティ(イングランド)のジョゼップ・グアルディオラ監督には、「スタイルを変えないのか?」という疑問が集中した。しかし、グアルディオラ監督は、そうした声を一蹴している。
会見で記者から「少しやり方を変えるべきと思ったことは?」と質問されると、笑みを浮かべながらも、うんざりした様子で饒舌に話し始めた。
「何が起こるのか、あなたはご存じなのだろうと思う。だが、その解決策は私が思い描く以上のものではない。どうしてか分かるかな?私は7年間で21のタイトルを獲ったからだ。皆さん、すまないね。私は7年で21のタイトルを獲ったんだよ。だからあの戦い方で1年あたり、3つのタイトルを獲ったということだ」
続けてグアルディオラ監督は、自分が就任したことですべてが良くなり、敵地でバルセロナを圧倒的できるようになると思っていたなら、そんなことはないと過度の期待を冷静に否定した。
「我々がカンプノウで4-0で勝ち、メッシやスアレスやネイマールらを相手に試合を支配すると思ったのだろうか。イニエスタのプレーも良くないと言っても、そんなことはない。私はよくやったと思うが十分ではなかった」
数多くのトロフィーを獲得してきた自分のスタイルに自信を持ち、このやり方を変える気はないと話すグアルディオラ監督。このやり方で数年間うまくいかないようになったら、家に帰るしかないと話した。
《岩藤健》
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