順風満帆かと思われたジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティの勢いが、ここ最近はストップしている。イングランド・プレミアリーグで開幕6連勝を飾るも、直近2試合は1分け1敗、公式戦3試合続けて勝ち星から遠ざかっている。
9月28日に行われた、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のセルティック戦で引き分けてから、マンチェスターCは勝ちがない。グアルディオラ監督は対戦相手に賛辞を送りたいとしながらも、「選手たちのためには悲しく思う。彼らは勝利に値した。勝つために本当にすべてを尽くしてくれた」と不本意な結果を残念がった。
エヴァートンとの試合では、70%を超える高いボール支配率を記録しながら勝てなかった。さまざまな疑問や批判も予想されるが、グアルディオラ監督は「私が自分のスタイルを変えることはない。これが私の持つ唯一のやり方だし、私のやり方でやっていく」と基本方針に変わりがないことを強調した。
ケビン・デ・ブライネ、セルヒオ・アグエロがPKを失敗したことに関係して、「PKの練習をすべきか」と聞かれると、「やりたいことを全部やってる時間はない」と答えた。
「PKの練習をすることはできるが、そこにプレッシャーはない。重要な局面でのPKこそがPKなんだ」
《岩藤健》
page top