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最も好きなスポーツは野球…スポーツマーケティング調査

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イチロー 参考画像(2016年8月26日)
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  • 最も好きなスポーツは野球…スポーツマーケティング調査
マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、共同企画「2016年スポーツマーケティング基礎調査」を実施した。調査対象は、15歳(中学生を除く)~69歳の男性1,000名、女性1,000名。

「スポーツへの関心」を調査した結果、「スポーツをすること」「スポーツを見ること」を好きな人は、全体の7割を占めた。「スポーツを見ることが好きな人」は約6割、「スポーツをすることが好きな人」は約4割となっており、スポーツ観戦好きの方が多いという結果になった。

スポーツ参加市場規模は、スタジアム観戦市場4,751億円、用品購入市場8,518億円、施設利用・会費市場1兆857億円となった。市場規模の合計は2兆4,125億円。スタジアム観戦市場、施設利用・会費市場は、昨年調査時に比べ減少している。スポーツ関連メディア市場の推計は1,971億円。昨年より6.1%減となっている。

過去1年間にスタジアム・競技場でスポーツ観戦をした人は調査開始以来最小となる18.7%。観戦者一人当たりの平均観戦回数は3.5回だった。

「最も好きなスポーツ」は13年連続で「野球」が1位を獲得し、「よく観るスポーツ」でも「野球」が1位となった。また「よく観るスポーツ」では、日本人選手が活躍しているテニス、スケート・フィギュアスケートの順位が上昇した。

「日本のプロ野球チームを応援している人」は31.7%。プロ野球ファン人口を推計すると2,747万人で、昨年比251万人減となっている。球団別では、「読売ジャイアンツファン」が最大で594万人。リーグ優勝した広島東洋カープ、北海道日本ハムファイターズは昨年よりもファン数を伸ばしている。

サッカー日本代表のファンは、3,017万人で昨年比205万人減と減少が続いている。リオオリンピックに出場できなかったなでしこジャパンのファンは1,386万人。昨年比で見ると919万人減と大幅に減少した。

好きなスポーツ選手は、13年連続で「イチロー」が1位を獲得。2位は、昨年に引き続き「錦織圭」。3位は「羽生結弦」と「浅田真央」となった。

「何らかのスポーツをしている人」は48.1%。「行っているスポーツ」「今後したいスポーツ」では、「ウォーキング」がトップとなった。「好きなスポーツブランド」は、1位「アディダス」41.5%、2位「ナイキ」41.3%、3位「アシックス」26.6%。

リオオリンピックで印象に残った競技は、47.4%を占めた「体操競技」が1位。続いて、「卓球」「陸上競技」「競泳」「レスリング」。東京オリンピックで期待している競技には、上位に「体操」「水泳」「陸上競技」「卓球」「柔道」などが挙がった。また「東京オリンピックの最終聖火ランナー」の適任者には、マラソンの「高橋尚子」が最も多く挙げられた。

※マクロミルと三菱UFJ リサーチ&コンサルティングによる共同調査
《美坂柚木》

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