インディアンスが3連勝、ワールドシリーズに王手 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

インディアンスが3連勝、ワールドシリーズに王手

スポーツ 短信
クリーブランド・インディアンスが3連勝でワールドシリーズに王手(2016年10月17日)
  • クリーブランド・インディアンスが3連勝でワールドシリーズに王手(2016年10月17日)
  • クリーブランド・インディアンスが3連勝でワールドシリーズに王手(2016年10月17日)
クリーブランド・インディアンスが10月17日、アメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第3戦でトロント・ブルージェイズに4-2で勝利した。インディアンスは3連勝でワールドシリーズに王手をかけている。

インディアンスは初回いきなりのアクシデントを迎える。この日の先発投手トレバー・バウアーが、右手小指から出血したため21球で降板したのだ。プライベートでドローンの取り扱いを誤り、小指に裂傷を負ったバウアー。傷口を縫合してこの試合に臨んだが、プレー中に出血して続投は不可能となった。

この事態にもベテランのテリー・フランコーナ監督は動じない。ここからは中継ぎ投手を惜しみなく使い、ブルージェイズ打線を封じていく。打線では初回にマイク・ナポリが先制のタイムリー二塁打。追いつかれたあとの四回には、ナポリが勝ち越しのソロを放った。


4-2で迎えた八回2死から、フランコーナ監督はアンドリュー・ミラーを登板させる。リーグ優勝決定シリーズでは2試合連続5奪三振という圧倒的なパフォーマンスのミラー。この日も最初の打者を三振で打ち取ると、九回にも2奪三振。鉄壁のリリーフ陣が活躍したインディアンス。3戦3勝で1997年以来のワールドシリーズまで1勝に迫った。


この試合にファンからは、「今年はバスケも野球もクリーブランドの年かな」「まさにフランコーナ采配が的中したゲームだった。7人の投手によるリレーは圧巻」「インディアンス強い!特にミラー、MVP獲るかもな」「インディアンスが優勝したらMVPはミラーだね」などの声が寄せられている。

アメリカン・リーグ優勝決定シリーズのMVPがリリーフ投手になった例は、2003年のマリアノ・リベラ(ニューヨーク・ヤンキース)、2013年の上原浩治(ボストン・レッドソックス)らがいる。だがリベラ、上原は試合を締め括るクローザー。もしセットアッパーのミラーが受賞すれば非常に珍しいケースとなる。

《岩藤健》

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