試合終了後にマイクを向けられると、緒方孝市監督はスタンドの観客に向かって興奮気味に叫んだ。真っ赤に染まった客席からの大歓声に、緒方監督も興奮を隠しきれなかった。
「その瞬間をこのマツダスタジアムで迎えることができて最高に幸せです。本当に最後の最後まで痺れました。最後のマウンドで中崎がやってくれると信じてました。本当に期待に応えてくれました」
試合は初回に広島が6点を先制するも、じわじわとDeNAに追い上げられ1点差のまま最終回を迎えた。最後は2死一塁で迎えた筒香嘉智を中崎翔太が三振で抑え最小リードを守り切っている。
「厳しい試合になると思ったんですけど一戦、一戦カープの野球ができて勝つことができました」と熱い口調でまくし立てるように話す緒方監督。日本シリーズに向けては、「選手はシーズン通して成長してくれました。またクライマックスシリーズの経験で力をつけてくれたと思います。次に十分手応えを感じています」と日本一への自信を語った。
25年ぶりの日本シリーズ進出を決めた広島にファンからは、「最後まで目が離せないゲームでした」「今年のカープは強かった」「本当にスゴい試合だった。こういう試合展開で勝てたのは本当に嬉しい」「緒方監督お疲れ様でした。ファンも凄くドキドキしました！」などの声が寄せられている。
25年ぶりの日本シリーズに沸き立つ広島。次は1984年以来、32年ぶりの日本一を目指す。
【祝！カープ クライマックスシリーズ優勝！！】
— 広島県 (@hiroshima_pref) 2016年10月15日
我らの広島東洋カープ，クライマックスシリーズ優勝！おめでとうございます。
次はいよいよ日本一を目指した闘いです！
頑張れカープ！
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