山岳遭難事故の減少を目指す登山インフラ、北八ヶ岳で実証実験 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

山岳遭難事故の減少を目指す登山インフラ、北八ヶ岳で実証実験

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山岳遭難事故の減少を目指す登山インフラ、北八ヶ岳で実証実験
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データを使った新たな登山インフラを作るIoTデバイス「TREK TRACK(トレックトラック)」の実証実験を、博報堂アイ・スタジオが10月18日に長野県の北八ヶ岳で実施する。

トレックトラックは、山岳遭難事故の減少を目指して開発されたIoTデバイスだ。登山者が持参したトレックトラックのデバイス、またはスマートフォンアプリが山に設置された独自ネットワークを介することで、登山者の位置情報を把握する。これにより登山者の行動がログ化され、離れたところにいる家族や山の管理者もウェブを通じてログが見られる。

2017年内の実用化に向け、自治体や山岳関係者などとも連携しながらプロトタイプの開発が進められ、今回は実機サンプルを用いたテストを行う。実証実験は10月18日11:30~14:00に実施。独自ネットワーク用機材の仮設置、データ測定、動作検証などを行う。

実験会場は、長野県茅野市の北八ヶ岳のふもと「山麓駅」からロープウェイで登った山中付近一帯。受信機を設置して、実際にデバイスと通信させながら山中を歩き、独自ネットワークの構築を実証することで、今後の開発に役立てる。

《美坂柚木》

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