レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、カリム・ベンゼマのフランス代表復帰を後押しした。代表の同僚だったマテュー・ヴァルブエナへの恐喝に関わっていたとして、ベンゼマは長くフランス代表招集を見送られている。
「ベンゼマがフランス代表にまた入りたいと思っていることは、はっきり見て取れる。練習でも試合でのパフォーマンスでも彼のしているすべてのことが、またフランス代表に入るのにふさわしいものだ。これは彼の願いだ。だが私はフランス代表の監督ではないし、いまは監督の選択を尊重する」
ジダン監督はベンゼマが代表に復帰できる可能性を残してくれるよう願いながら、まずは本人がクラブで良いパフォーマンスを見せることが重要だと笑った。
「何よりもまず彼がすべきことはレアルで最高のプレーを披露することだ。私がより興味あるのはそちらのほうだね」
ベンゼマが関与したとされる恐喝事件は、10月14日にベルサイユの高等裁判所で判決が下される。
《岩藤健》
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