競泳男子400m個人メドレーで金メダル、男子200m個人メドレーで銀メダル、男子4×200mリレー(第一泳者)で銅メダルを獲得した萩野公介選手(文学部4年)に対して、水泳部の平井伯昌監督は4年後にさらに期待を寄せた。
「壮行会の時はハッキリ萩野が『金メダルを獲って帰ってくる』と話し、その通りの結果を出すことができた。内心、決勝のレース前は私も不安になったことがあった。今回の金メダルでさらに人間が大きくなって、4年後は金銀銅ではなく、金金金くらい獲ってくれるんじゃないかと期待している」
また、競泳女子4×100mリレー(第一泳者)で8位入賞し、9月で現役引退を表明した内田美希選手(経営学部4年)のことを、「冬に泳げない時期が1カ月半あった。よく復調してくれた」と振り返った。
4年後の東京五輪については東洋大学から選手・コーチあわせて10人以上派遣できるように、「運動部の監督、コーチともみんなで頑張って、いい報告ができるようにしたい」と意気込みを見せた。
東洋大学の陸上競技部は、長距離部門から松永大介選手(理工学部4年)、短距離部門から桐生祥秀選手(法学部3年)、ウォルシュ ジュリアン選手(ライフデザイン学部2年)がリオデジャネイロ五輪に出場した。
松永選手は日本人歴代最高順位の7位入賞、桐生選手は男子4×100mリレー(第三走者)で銀メダルを獲得している。だが、選手たちにとって課題の残る大会でもあり、陸上競技部短距離部門の土江寛裕コーチは東京五輪を見据える。
「松永は入賞はしたが(メダルをねらっていたので)悔しい結果だと思う。ウォルシュも桐生も個人では世界の壁に跳ね返される結果となった。かなりオリンピックという舞台にやり残してきたことがある。4年後の東京、その次のオリンピックも目指せる選手たち。日本の代表として、東洋大学の仲間として世界にチャレンジしていきたい」
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— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016年10月3日