マンチェスター・シティから、トリノへ1年間の期限付き移籍が決まったイングランド代表GKジョー・ハート。この決定をイングランド代表のサム・アラダイス監督も歓迎した。
今季のシティはジョゼップ・グアルディオラ監督のもと、ウィルフレード・カバジェロを正GKとして開幕から戦ってきた。それに加えてシティはバルセロナからクラウディオ・ブラーボも獲得。ハートのチーム内序列は第3GKまで降格した。
去就問題が長引きクラブでの出場機会を失えば、代表でのプレーに支障をきたす恐れもあった。アラダイス監督はトリノ移籍が早期決着したことを、「ジョーの未来が決まったというのは私にとって大きな意味のあることだ。今年はイタリアでプレーすることが決まり、再びイングランド代表に集中できる」と喜んだ。
また、ハートはメディカルチェックのため代表キャンプを一時的に離れたが、そのときのVIP待遇をアラダイス監督は面白そうに話している。
「トリノ会長が彼のためにプライベートジェットを寄越してきた。彼を乗せて行ってトリノで降ろし、メディカルを受けさせてメディアに紹介して、また飛行機で送り届けてくれた」
《岩藤健》
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