◆江川卓“元祖怪物”として、バットにボールが当たるだけで、どよめきが起きるなど、数々の伝説を残してきた。プロでは最速151キロながらも、高校当時160キロ出ていたという説もあり、今でも江川が最も早かったという声は多い。夏の甲子園に出場したのは3年の最後の夏のみであり、その時、相手チームから徹底マークを受けた。一回戦の柳川商には「バスター打法」の奇策に苦しめられるが、延長15回の末2-1で勝利し、大会史上2位の23奪三振を記録した。